えっ、かっこわるい?

夏の甲子園が始まったと思えば、あともう少しで終わってしまいます。

プロ注目選手や高校球児らしいガッツあふれるプレーに目を奪われる人も多いことでしょう。僕も、一応、高校野球をしていたので甲子園は好きだし、今でも憧れの舞台です。

そんな夢舞台で一生懸命全力プレーする選手は、とてもかっこいいです。

そんな中、僕が最も注目するのは、

スタンドで一生懸命仲間のことを応援する部員の方です。

きっと色んな気持ちを抱えながら、応援していることでしょう。

野球というスポーツは見ている側からすれば、楽しそうに見えるんですが、やっている側からしたら残酷なものです。自分と同じポジションの選手との力量の差が明確に出るからです。

甲子園に出場するようなチームの多くは、全国レベルの選手が入部してくるでしょう。

絶対に甲子園にでる、そう決意した選手たちもいるのではないでしょうか。

ただ、高校野球というのは残酷なものでベンチの中に入れる選手は制限されています。

下からの突き上げ、同級生とのレギュラー争いを制したものが入れる、ベンチ入りメンバー。

それ以外の部員の多くはスタンドで一生懸命応援します。

甲子園を見ていると、一生懸命チームを応援するスタンドの三年生たちを映す場面が何度もあります。最後の夏を迎え、スタンドで一生懸命応援する三年生部員の姿をみて、これやって、楽しいのかな。笑だせーなんて心のない言葉をかける人もいます。

見てる人には、応援している三年生たちが高校野球を通じてどんな経験をしてきたのかなんてことはわからないでしょう。

ただ、こうして、レギュラーを目指しながら夢破れて悔しい思いをしながらも一生懸命仲間のことを応援できる、そんな人はかっこいいです。

本当にかっこいいです。

人生は、野球だけじゃないし、これから先がまだまだ長い。

辛酸をなめ、挫折しても、何度も立ち上がれる力は、野球以外の場面でも生きてくる。

俺にとっちゃ、最高にかっこいいよ。